『Modular Theater』1月11日(土)に東京・高円寺にて開催!!映画「I Dream of Wires」「SUBOTNICK」2本立て上映&モジュラーシンセライブ
映画「I Dream of Wires」は2014年にリリースされた、モジュラーシンセの歴史を振り返るドキュメンタリー映画。2017年にはAkari Filmsによって日本語訳版が配給、スクリーンでの上映はおよそ8年ぶりとなる。
また、「I Dream of Wires」の上映にあわせて、電子音楽の先駆者のひとりであり、アルバム「Silver Apples of the Moon」で知られるモートン・サボトニックの生涯を描いた映画「SUBOTNICK」が上映される。
公演中には、日本国内のモジュラーシンセプレイヤーによるライブ演奏も予定しており、電子楽器の生い立ちからモジュラーシンセ・カルチャーの現在地までを一気に振り替えることができるイベントとなっている。
「I Dream of Wire」のリリースから10年、モジュラーシンセ・カルチャーはますます活気づいている。海外国内問わず、世界中から様々なメーカーが生まれ、実験的な音楽からダンスミュージックまで、さまざまなシーンでモジュラーシンセを見かけるようになった。
「このイベントが愛好家のみならず、アート・映画・音楽好きの方々とモジュラーシンセの出会いの場となり、多くの方にモジュラーシンセを楽しんでいただけると嬉しいです」(Modular Theater実行委員会)
『Modular Theater ~I Dream of Wires/SUBOTONIK~』
【開催日時】
2025/1/11(土)
第一部:(OPEN 11:45)START 12:00/CLOSE 16:30
映画二本立て上映×LIVE(MizutaMa,isei ben)
第二部:(OPEN 17:15)START 17:30/CLOSE 22:00
映画二本立て上映×LIVE(Sakai,JUN)
【開催場所】
高円寺シアターバッカス(東京都杉並区高円寺北2丁目21−6 レインボービル 3F)
【入場料】
各公演 ¥2500-(定員:各公演30名/先着順。定員になり次第締め切り)
チケットぴあにて前売りチケット発売:http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2436373
【主催】
Modular Theater実行委員会
【協力】
Waveshaper Media,Akari Films
「I Dream Of Wires」(96分/日本語翻訳版)
モジュラーシンセサイザーの誕生から衰退、そして2000年代以降の復活の軌跡を描いたドキュメンタリー。開発者、ミュージシャン・愛好家ら100名以上にインタビューを敢行、彼らのシンセサイザーにかける深い情熱をフィルムに収めた。また電子音楽の幕開けから、それらがポップチャートを席巻するまで、モジュラーシンセサイザーの歴史とともに電子音楽全体の歴史も紐解いていくーー。
監督 Robert Fantinatto/日本語版翻訳 Akari Films
「SUBOTNICK」(87分/海外版)
電子音楽のパイオニアであるモートン・サボトニックのドキュメンタリー。90歳になったサボトニックは、「テクノの父」として新世代からカルト的支持を受けている。本作ではライブパフォーマンスをサラウンド音響で収録。また、サイケデリックなリキッドライティングを映像に取り入れながら、世界で最も影響力のある現役作曲家の1人の軌跡をたどる!
監督 Robert Fantinatto
【LIVE】
MizutaMa[第一部]
師匠Z_Hyperと弟子tatata5で奏でる、神出鬼没な幻のモジュラーシンセユニット。ノーパッチからはじめるPatch Scratchスタイルで、気まぐれに進化するサウンドスケープが見どころ。
isei ben[第一部]
音が干渉し合うことで生み出される調和に興味を持ち、都市空間に於けるサウンドデザインをテーマに活動。公共施設のジングル、CM曲、イベント曲の制作など都市域で奏でられる様々な音の制作を行なってきた。
Sakai[第二部]
2020年頃から電子楽器を用いた音楽制作を開始、モジュラーシンセを中心にしたシステムでライブパフォーマンスなどを行う。MoogとBuchlaという、いわゆる「東海岸/西海岸シンセシス」という異なる手法を独自にミックスし、「東西の融合」というアブストラクトな理念のもと活動している。
JUN (80KIDZ / P4L MODULAR) [第二部]
07年より80KIDZのメンバーとして活動を開始。以後コンスタントに作品をリリースしている。
ダンスミュージックに重点を置いたモジュラーシンセ・コレクティブ「Patching for life」のメンバーとしても活動。2020年には自身のブランド『P4L MODULAR』を設立し設計/デザイン、製作の全てを行っている。