2024年11月18日(月)、東京・渋谷の「Five G Music Technology」でライブ&ワークショップイベントが開催されます。FM音源やMMLを学べるワークショップと、サウンドデザインを追求するアーティストたちによるライブパフォーマンスを楽しむことができるこのイベントは、入場無料で、音楽やサウンドデザインに関心のある方にとって貴重な機会です。
イベント詳細
- 日程:2024年11月18日(月)
- 時間:17:00~21:00(予定)
- 入場料:無料
- 会場:Five G Music Technology(東京都渋谷区神宮前1-14-2 ル・ポンテビル4F)
ライブパフォーマンス
- Hizmi (Groundzero Organization)
- ODYSSEE (フランスより)
- Akihiko Matsumoto
- Nekomata Kengyo
ワークショップ
- Hizmi (Groundzero Organization)
イベント内容
ワークショップ
ワークショップでは、HizmiがFM音源とMML(音楽マクロ言語)を使った音楽制作を解説します。彼の使用するヴィンテージPC「X68000」に搭載されたFM音源チップ「YM2151(OPM)」による音楽制作を実演し、通常のシーケンサーでは体験できないユニークな音楽制作のプロセスが見られます。
ライブパフォーマンス
ライブパフォーマンスでは、Hizmi、Akihiko Matsumoto、Nekomata Kengyo、そしてフランスから来日するODYSSEEが出演。各アーティストの個性的なサウンドとパフォーマンスが楽しめる、充実したプログラムが用意されています。
アーティストプロフィール
- Hizmi (Groundzero Organization)
90年代の草の根BBSの時代からハードコアなサウンドとFM音源の関係を深く追求する音の魔術師として知られています。チップチューンを専門としたネットレーベルであるCheapbeatsや、良質なエレクトロニカ、IDMをリリースするネットレーベルである分解系レコードなどから音源を発表し、近年ではElektron Digitoneのプリセットのサウンドデザイナーとしても活躍しています。 - ODYSSEE (from France)
フランス人アーティストのオデッセイ(Odyssée)ことエドゥアール・ルブラン。アルプス山脈を拠点に活動する彼は、モジュラー・シンセサイザーを駆使し、最も野生的かつ過酷な環境での音楽制作や演奏で知られている。彼の音楽は、現代的なツールを用いながらも、原始的なアプローチに根ざしており、Oneohtrix Point Neverやジョン・ホプキンス、カテリーナ・バルビエリの中間に位置するかのような、多層なテクスチャと骨太なシンセ・スタブが融合したサウンドで、常に進化し続けている。2023年にAutoscopy Recordsからアルバム『Arid Fields』をリリース。ポスト・トランス、アンビエント・ミュージック、IDMまで様々なスタイルを取り込みつつ、外界の喧噪を材料に、自身の内面を深く探求した同アルバムは、心底にある普遍的な感情に迫るかのような、感動的な音楽体験を、リスナーにもたらしてくれる。 - Akihiko Matsumoto
東京藝術大学大学院先端芸術表現科修了。専門分野はアルゴリズミックコンポジション。Neo GrimeやWaveのようなメロディックなUKベースミュージックのリリースを重ねる一方、実験的な音響作品のリリースも並行して行なっており、2024年にはコンピューターを用いない自身初のモジュラーシンセによる作品Cycles EPをリリース。また、プログラマーとして様々な企業の研究・開発案件に携わるほか、アートとテクノロジーについてのワークショッププロジェクト、ライブイベントをオーガナイズし、雑誌にてテクノロジーエンターテイメント、メディアアートに関する連載を行うなど、創作にとどまらない音や芸術に関する教育活動、コミュニティ活動、情報発信も積極的に行なっている。 - Nekomata Kengyo
2023年6月、Modular on the spot Tokyoでモジュラーシンセサイザーの演奏に触れ、活動開始。都内を中心に、ソロをはじめ仲畑有海とのユニット「Fluid Note」など、様々な形態でライブ活動中。モジュラーシンセ奏者のコンピレーションCD「HAPPY WITH WHAT YOU HAVE TO BE UNHAPPY WITH」2曲参加、DOMMUNEにて行われた同アルバムのリリースに伴ったイベント、「SYNTHESIS MODULAR EXPERIENCE」に出演。また、高円寺マッチングモヲルで「パッチングモヲル」主催、柴崎modで「modular labo」ワークショップ担当として、自身の演奏だけでなくモジュラーシンセイベントにも携わっている。
音楽ファン必見のイベント、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?